双極性障害の集団心理教育プログラム実施開始
双極性障害の集団心理教育プログラムを、4月より、第二、第三、第四金曜から始めました。
担当医 寺田治子医師
双極性障害の心理教育
心理教育とは
「精神障害など受容しにくい問題を持つ人たちに、正しい知識や情報を心理面への十分な配慮をしながら伝え、病気や障害の結果もたらされる諸問題・諸困難に対する対処方法を修得してもらうことによって、
主体的な療養生活を営めるよう援助する技法」
(心理教育を中心とした心理社会的プログラムガイドライン;暫定版2004 より)
双極性障害の治療は、薬物治療が中心ではありますが、心理教育を付け加えることで、再発や入院を減らせることが実証されています。当院では今後、有用性が高く評価されているバルセロナの双極性障害プログラムを参考に、集団心理教育を実施していく予定です。 開始の時期に関しては、準備ができ次第、お伝えいたします。