OligoScan/オリゴスキャン
OligoScan/ オリゴスキャンは、手のひらに光をあてるだけで、体内の必須・参考ミネラル20元素と、有害金属14元素を、わずか3分程度で測定することができる検査です。
ミネラルとは?
人間の身体は60種類以上の元素で成り立っており、酸素、炭素、水素、窒素が全体の96%を占めています。残りの4%を占めているのが「ミネラル(無機質)」です。
ミネラルが占めるのはわずか4%ですが、このミネラルがバランスよく存在していない場合、身体や心に様々な問題がおこります。ミネラルは健康維持に欠かせない重要な役割を担っており、他の栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物、酵素、ビタミンを摂取しても、ミネラルがなければ、それらはうまく働くことができません。ただし、身体に必要だからと摂り過ぎてしまうと、他のミネラルの吸収を阻害したり、病気の原因にもなります。
ミネラルのバランスは精神科/心療内科領域の症状にも大きく影響を及ぼします。下記の図はその一部を示したものです。
有害金属とは?
「有害金属」とは、身体に様々な障害をもたらす金属のことで、水銀・鉛・カドミウム・ヒ素・アルミニウムなどがあります。大気汚染、化粧品、洗剤、水道水、食品などから、知らず知らずに体内に取り込まれ蓄積しています。この有害金属は許容量を超えると、消化器疾患、肝機能障害、自己免疫疾患、認知症、食欲不振、疲労感、めまい、頭痛、睡眠障害、うつ症状、不安感、情緒不安定、無気力などの問題が起こってきます。これら有害金属はまさに「百害あって一利なし」のものです。
OligoScan/オリゴスキャンの勧め
体内に含まれるミネラルや有害金属は、微量でも私達に様々な影響を及ぼします。
「何となく体調が悪いのだけど、病院に行っても原因となる病気が見つからない」
「病院に行って薬を飲んでいるがなかなか良くならない…」
などの状態は、もしかするとこのミネラルバランスや有害金属の蓄積が影響しているかもしれません。精神的な症状にも多く関連するため、体内のミネラルや有害金属を一度チェックしてみるのもよいでしょう。OligoScan/ オリゴスキャンは、手のひらに光をあてるだけで、体内の必須ミネラル20元素と、有害金属14元素を、わずか数分程度で測定することができます。自分の現在の状態を知り、今後の健康の事を考える上でも、非常におすすめの検査です。
OligoScan/オリゴスキャンについて①:測定方法
測定はオリゴスキャンで手のひら4か所をするだけです。スキャンした情報は即座にインターネット経由で、高度なセキュリティー保護された開発元のルクセンブルグのデータベースへ送信・解析され、わずか3分程度で結果がレポートとなって届きます。
【レポート例】
※なお、検査を受けた方には、レポートの結果と、レポートの各項目の読み方を解説した冊子をお渡ししています。
OligoScan/オリゴスキャンについて②:測定原理
OligoScan による組織中微量元素測定に用いられる方法は吸光光度法です。これは吸光度または化学物質の光学濃度測定で構成される定量法による測定です。
すべての化学物質化合物は、光の吸収・蛍光または反射など特有の波長を有しており、より多く対象物が存在している場合、ランバートベールの法則に従い、より多く光の吸収が得られます。吸光光度法は、非常に広い分野で用いられており、臨床検査分野においても、血液や組織の臨床診断に使用されています。
OligoScanは特殊なスキャニング技術と膨大なデータベースによって、吸光光度法による短時間で正確な測定を実現しました。また光を使った測定方法であるため、測定をする手のひらには何の痛みもありません。身体にやさしい検査となっております。
OligoScan/オリゴスキャンについて③:測定項目
●OligoScanで測定可能な必須&参考ミネラル20元素と有害重金属14元素です。
OligoScan/オリゴスキャンについて④:参考資料
●測定の流れを説明した動画です。